3月12日より16日まで米国New Orleansで開催されたUnited States-Canadian
Academy of Pathology(USCAP)に出席し、私が前理事長Past Presidentである国際病理アカデミーIAP関係の会議に出席し、Special Course、Short Courseなど教育プログラムに参加した。
多くの友人にも会い、対面での会話、Discussionの素晴らしさを改めて実感した。
私が最初に出席したUSCAPは1975年のNew Orleansであった。Ultrastructure of esthesioneuroblastomaのポスター発表を応募したが抄録はLab Investに掲載されRead by titleの扱いになった(現在はこの形式は無くなっている)。その年に日本に帰国したが当時業績はこの抄録1編だけであった。現在は500以上になっている。このNew OrleansのUSCAPのあと、日本からほぼ毎年参加している。演題を応募して採択になった年も多かった。従って、私はこれまで国際的な拠点にUSCAPを念頭において活動してきた。
昨年10月にSydneyで開催されたIAP国際学会で、USCAPが2028年にIAP国際会議をTorontoで開催されることが決定された。また、今回のUSCAP会期中のBusiness meetingでUSCAP PresidentのJohn Hartからアナウンスされ、私は大変嬉しく思わず大きな拍手をしてしまった。今後IAP国際学会は、2024年にCancun、2026年にFukuoka、そして2028年にTorontoとなる。
New Orleansに関しては、もう一つ思い出深いことがある。私が1975年に滞在した際に初めてFrench quarterのBourbon streetでJazz,を聞き、それ以来"Jazzの虜"になったことである。今回も行ってみたが、昔と比べてライブジャズの店は減ってしまい、street musicianも多くは無かった。それでも1軒のJazz liveのFritzel'sに入ったが素晴らしい演奏を聴かせてくれた。Jumbo Shrimp Jazz Bandというグループで沢山のYouTubeを出している。
Jazzの火がまた勢いよく燃え始めた感じがしている。