USCAP 2023 in New Orleansに出席して:思うこと感じたこと

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USCAPのWebsiteのFront page.jpg

312日より16日まで米国New Orleansで開催されたUnited States-Canadian Academy of Pathology(USCAP)に出席し、私が前理事長Past Presidentである国際病理アカデミーIAP関係の会議に出席し、Special CourseShort Courseなど教育プログラムに参加した。

Exhibit area の opening .jpg

多くの友人にも会い、対面での会話、Discussionの素晴らしさを改めて実感した。

セッションには多くの現地参加者.jpg

私が最初に出席したUSCAP1975年のNew Orleansであった。Ultrastructure of esthesioneuroblastomaのポスター発表を応募したが抄録はLab Investに掲載されRead by titleの扱いになった(現在はこの形式は無くなっている)。その年に日本に帰国したが当時業績はこの抄録1編だけであった。現在は500以上になっている。このNew OrleansUSCAPのあと、日本からほぼ毎年参加している。演題を応募して採択になった年も多かった。従って、私はこれまで国際的な拠点にUSCAPを念頭において活動してきた。

昨年10月にSydneyで開催されたIAP国際学会で、USCAP2028年にIAP国際会議をTorontoで開催されることが決定された。また、今回のUSCAP会期中のBusiness meetingUSCAP PresidentJohn Hartからアナウンスされ、私は大変嬉しく思わず大きな拍手をしてしまった。今後IAP国際学会は、2024年にCancun2026年にFukuoka、そして2028年にTorontoとなる。


New Orleansに関しては、もう一つ思い出深いことがある。私が1975年に滞在した際に初めてFrench quarterBourbon streetJazz,を聞き、それ以来"Jazzの虜"になったことである。今回も行ってみたが、昔と比べてライブジャズの店は減ってしまい、street musicianも多くは無かった。それでも1軒のJazz liveFritzel'sに入ったが素晴らしい演奏を聴かせてくれた。Jumbo Shrimp Jazz Bandというグループで沢山のYouTubeを出している。

New Orleans Jazz At Bourbon Street と Bourbon Street の夕刻.png

Jazzの火がまた勢いよく燃え始めた感じがしている。



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