米国病理医協会College of American Pathologists(CAP)にてPresident's Honorを受賞
CAPは、病理診断、臨床検査の精度管理を目的としたNPOであり、以下の任務を担っている。
(1)病理検査・診断室の認定、(2)教育、(3)病理医教育を主体とした年次総会
今年度のCAP Meetingは、10月6日から9日までシカゴで開催された。
6日の夕刻に、President of CAP Dr. Emily Volkから表彰状とバッジをいただいた。
私は、1970年に医学部を卒業し直ちに渡米して、病理医としてのトレーニングを受けた。
デンバーに4年、デトロイトに1年滞在し、最終年に米国病理専門医試験に合格し(Board Certified by American Board of Pathology ABP)、直ちにCAPの会員となった。
Memberとして種々のCAP病理教育プログラムに参加した。2005年にはEndocrine PathologyのShort course "Case Studies in the Diagnosis of Neuroendocrine Tumors" を行った。更には、Certified CAP Inspectorとなり、現在国内外の施設認定に従事している。
今回は、この永年のCAPへの貢献が認められたことは、非常に嬉しく、今回の受賞はこの上ない栄誉であると思っている。
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