第32回ヨーロッパ病理学会(ESP)/第33回国際病理アカデミー(IAP)合同国際会議を終えて

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32ESP/33IAP学会は、本来Glagowで開催される予定であったが、COVID-19のパンデミックにより、126日から8日までVirtual開催となった。あらかじめ録画されていたセッションをプログラムの時間帯に沿って視聴できると同時に、学会後にon demandで視聴可能になっている。全体で4700名余の登録があったと報告されている。

開始直後に若干のテクニカルプロブレムがあった以外は、極めて順調に進行された。

Web on demandにより、希望するセッションはすべて視聴できる大きなメリットがある。反面、学会場にいるときと違い、日常の現場にあって視聴に充分な時間を取る努力が必要となる。IAP関連の理事会、委員会はすべてZoom meetingで順調に開催された。

会期中のInternational Council Meetingでの信任投票の結果、圧倒的な支持を受け2026年のIAP国際学会は福岡で開催されることが決定された。

8日の現地夕刻に閉会式であったが、日本では翌9日早朝3:45という時間であった。

ESP/IAPWeb開催であったが、大盛会裏に閉会となった。

学会HP.jpg
学会のHPでセッションをOn demand Videoで視聴可能である。


Session IAP.jpg
       収録されたセッションは466、総登録者数は4,762


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