New York Metropolitan美術館でみた印象派の絵画:病理医として

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過日、New York Sloan Kettering Memorial Cancer Center(SKMC)の会議に招聘された際に、寸暇を惜しんでNew York Metropolitan Museum(NYMAM) を訪れた。

限られた時間の中、印象派絵画に限って鑑賞することにした。

印象派の絵画を、私が好きな理由は、"わかり易い" "色が美しい" "構図が良い"点に集約される。NYMAMは、写真撮影が自由なので私も数点を撮影した。カメラは、10年来使用しているCanon。 絵画館を出て、後日改めて写真をみた瞬間その、構図のみならず色彩の美しさに目を奪われた。写真をみて改めてそう思う。

Pierre Bonnard.jpg
Georges Braque .jpg
Georges Seurat .jpgPaul Signac .jpg
Claude Monet .jpg

病理学は、顕微鏡で組織(細胞の集塊)および細胞を見て、疾病の診断および研究をする学問である。日頃私が良く口にするのは、病理学はScienceであると同時にArtとしてのファクターも重要ということである。

病理学の"真実"を"わかり易い""色が美しい"、"構図が良い"写真(イメージ)で示すことを常日頃勤めている我々にとって、美術館鑑賞は趣味であると同時に、感性を研ぎ澄ます修行の場でもあると言える。

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