50年ぶりに聞くLPレコード:Artur Rubinsteinのショパンピアノ協奏曲1番

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最近では、ほとんどCDしか聴かない、それもJazzばっかり、の毎日だが、先日部屋の隅に静かに眠っているLPレコードの棚を眺めてみた。保存しているLPレコードには、ジャンルはいろいろあるものの、今よりはクラシックが多い。

昔、といえば学生時代、なんと50年前のことだ。当時私は、ショパンのピアノ曲に陶酔していた。中でもRubinsteinの演奏するピアノ曲Nocturne Scherzo, Balladなどが好きだった。最も私が聴いていて喜びを感じるは、ピアノ協奏曲第1番であった。Rubinsteinの奏でるピアノの旋律とオーケストラのハーモニーの美しさ、私を恍惚とさせるのに充分であった。

棚の中に、当時何百回となく聴いた一枚のレコードを見つけた。

Chopin*, Arthur Rubinstein, Stanislaw Skrowaczewski. The New Symphony Orchestra of London - Concerto No. 1

Chopin.jpg

コードのジャケットを見ながら昔の記憶がよみがえり、久しぶりにターンテーブルにLPを乗せて演奏を開始した。CDに比べて、LPは何と柔らかな深みのある音色を奏でてくれるのだろうか?昔のままだ。このLP50年間の間に、医学部を卒業した私と一緒に米国に渡り音色を奏で、帰国した後はずーと眠っていたのだ。米国の中でも引越しを重ね、その都度一緒に移動した。学生時代からは何百回と聞いたかもしれないほど良く聴いていた。 レコードは素晴らしい!針の雑音も少なく邪魔にならないほど保存状態は良好で。Jazzで鍛えられた耳にクラシックは優しく語り掛けるようであった。ショパンなんと美しいことか?

学生当時どのようにして私がショパンに陶酔したのか記憶が定かでないが、私の琴線に触れた瞬間があったことは事実である。それもRubinsteinに!アルトゥール・ルービンシュタイン(Arthur Rubinstein)( 1887128 - 19821220日)は、ポーランド出身のピアニスト。Rubinsteinは改めて調べてみると2歳の時に姉の引くピアノを聞いてすでに自分で弾いたというからまさに神童であった。ショパンの演奏ではナンバーワンと言われている。

私は、音楽家のDNAが受け継がれているとは思えない家系であるが、ショパンに陶酔しきった50年前があったこと、同じLPの奏でる音を再現し、今も当時と同じように(あるいはそれ以上に)その美しさに恍惚となれたことに、この上ない喜びを感じている。ショパンは、39歳でこの世を去っているが、天才の感性に触れることが出来る自分に若干の誇りも感じている。

Arthur Rubinstein Wikipedia  

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