スリランカ病理学会The College of Pathologists of Sri Lanka(CPSL)・アジア太平洋IAP集会(AAPIAP)にて講演して

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827日から29日まで、スリランカの首都コロンボにて標記の学会が開催されAAPIAPの現代表として26日の開会式に出席し、2回講演した。

 

スリランカ病理学会(CPSL)は会員数が約100名で、ほぼ全員が出席していると思われる程盛会であった。また、女性の病理医が目立った(病理医の90%以上は女性と言われている)。

 

26日の開会式は、厳かに進められた。軽快なテンポの国歌についで、CPSL会長のご挨拶、来賓として私がAAPIAP代表の祝辞を述べた後スリランカ保健副大臣がご挨拶と抱負などを述べた。

 開会式.jpg

その後のレセプションでも多くの病理医・病理関係の方々と接することが出来た。翌日からの講演会は、約100名の出席者のもと、各演者が50分ずつ講演した。CPSLJunior College(研修中の病理医と思われる)も半数を占めていたとのことで、各演者とも講演の内容には、"わかり易く"という点に工夫を凝らしていた。講演内容は、冊子のみでなくCDに焼いて資料として配布された。私は、"Molecular Cytopathology" "Neuroendocrine tumor"2演題を講演した。いずれも、基本的な内容から専門的な内容まで多くの質疑応答がなされ、スリランカの病理医の熱心さが伺われた。 楯のサムネール画像

 

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