第7回アジア太平洋免疫組織・分子病理学会(APSMI)(バリ島)に出席して

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"Asia Pacific Society for Molecular Immunohistology" APSMIの第7回学術集会がインドネシアバリ島のMercure Resort Sanur - Bali においてさる2012523日より25日まで開催された。

 

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病理診断を中心に、免疫組織化学、分子病理の討議を3日間かけて行う学会で、今回は10数カ国計130名が参加した。Sanurの海岸に面したホテルで、良好な環境のもと、活発な議論が行われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

会長は、タイのDr.Pongsak Wannakrairotであり、2014年にバンコクで開催されるIAP国際会議の会長でもある。

 

ポスター (2).jpg初日(523日)の、開始にあたってAPSMIの創始者の一人であるDr.Anthony(Tony) Leongを偲んで

長村が、"Anthony Leong Memorial Lecture"を行い、それに続いて黙とうした。

Tonyは大変親日家でもあり、日本にも知己が多い。オーストラリア(アデレード、ニューキャッスル)に長く在住し、最近マレーシア Kuala Lumpur近くのSunway Medical Centerの病理主任として着任したばかりであった。

多くの参加者から、おしまれる声が寄せられた。ご冥福を祈るばかりである。

 

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それに引き続いて、以下のセッションが行われそれぞれのエキスパートが講演を行った。

 

 SESSION 1 : Soft Tissue Sarcoma 

 SESSION1:Dermatopathology 

 SESSION 3 : Neuroendocrine tumour 

 SESSION 4:Breast cancer   

 Session 5 : Lymphoma

 SESSION 6:Leukemia

 

 

2日目の夕刻は、Kutaまで車で移動して、美しい夕日を見ながらCongress を参加者全員で楽しんだ。

 

120524夕日 (2).jpgこの領域でのアジアでの興味と勢いは目を見張るものがあり、わが国としても大いに積極的に有効を深め情報交換する必要を痛感した。

 

 

 

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来年度の第8回APSMI学会は、Dr. Dr.Pongsak Wannakrairotがもう一期会長として、バンコクで開催される予定である。

 

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