3月12日より14日まで、Kuwait cityのKuwait大学医学部Jabriya校にて細胞病理学の講習会Symposium on Current Issues in Diagnostic Cytopathologyを行った。
講師は私とインドのニューデリー市からのDR. V. K. Iyerの二人で3日間の講習を行うというハードなスケジュールであった。
本シンポジウムは、Kuwait国家のKuwait Institute for Medical Science(KIMS)が主催し、私がVice PresidentをしているIACが共催をした。
私は、半日間の乳腺病変のGlass slide session[実習]を行った後に、甲状腺腫瘍、乳癌、肺癌、GIST、神経内分泌腫瘍などの細胞診および分子細胞病理のホットな話題を提供しつつ教育シンポジウムを行った。
事前および会期中にPPTのスライド準備に追われ、極めてハードな体験であった。
しかし、教育内容と実績については、手堅い成果を感じることができた。
Kuwaitは、湾岸戦争により国内がかなり破壊されたにも関わらず、そのごオイルマネーにより復興し、現在では、 "平和で豊かな国" として栄えている。
クエートタワーは特徴ある形でそびえたっており、Kuwaitには、ドバイについで二番目に高い建築物があることも滞在して初めて知ることができた。
大学の教育スタッフはインドなど外国からの人材が主体であり、教育は英語で行っている。
学生はアラビア人が多く、アラビア語と英語を話す。
教育スタッフも、アラビア語のみしか話さない人とコミュニケーションをとる際は、アラビア人学生に助けを借りるという興味ある人間関係であった。
また、厳しい規律でアルコールを飲むことが禁止されている。少し辛い経験をした。
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