第12回国際下垂体病理研究会に出席してーギリシャ サントリーニ島

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2011105日-7日  

 

前回(11)は、2009年に淡路島で開催され2年ぶりの開催である。

20111005サントリーニ.jpgのサムネール画像のサムネール画像11回の会長 佐野壽昭先生は本年初旬にご逝去され皆にとって寂しい開催であった。

また直前にやはり常連であったMayo ClinicBernd Scheithauerも急逝されその寂しさが更に倍増した。

しかし、地元のGeorge Kongogeogosの会長のもとKalman Kovacs, Sylvia Asa, Shreen Ezzat, Ricarco Lloyd, Vania Nose, Wolfgang Saeger, Solciaなどのメンバーが総勢約60名集い、日本からも私を含めて5名程が出席した。風光明美な場所であり、盛会であった。

(写真: Santorini島)

 

IMG_1933.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

内容としては、Pituitary stem cells, aggressive pituitary tumors, functioning adenoma, non-functioning adenomaなどについての病理の最近の知見が議論された。

私は、会長のGeorge Kontogeorgosと共に "Toshiaki Sano SessionHereditary Pituitary tumors" Organizeし、 "Hereditary tumor-related animal models"の講演をした。

国際的に見ても、下垂体病理に興味を持つ若手が増えてきていない状況である。

わが国でも、若手病理医に是非下垂体病理に興味を持って、病理診断、研究に従事して貰いたいと願っている。

 

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