1題は、「High Immunohistochemical Expression of Heat Shock Protein90 in the Metastatic NET/NEC in the Liver: A Next Generation Target?」
神経内分泌腫瘍におけるHSP90が高発現し、治療の標的分子となりうることを発表した。
もう1題は、「Immunohistochemical Detection of Therapeutic Biomarkers, SSTR2, SSTR5 and p-mTOR, in Various Human Pituitary Adenomas」
各種下垂体腺腫において、SSTR2, SSTR5, mTORを免疫組織化学的に解析して、GHomaには、SSTR2の他にSSTR5も発現しており、Octreotideのほか、Pasireotideも有効であることが示唆された。USCAPは、約5,000名の出席と報告されたが、相変わらずの活気であり。昨年に比べて分子病理Molecular(Genomic)Pathologyの発表が格段に増加したことが印象深かった。
70歳を過ぎて、米国で発表したが、採択率50%ともいわれる米国の学会で発表できる機会は、実にチャレンジングである。このチャレンジ精神を若手に是非伝えたい。