2014年11月アーカイブ

1013日から18日までに北京病院で開催されたBeijing Hospital Cytology Training Courseにて、1017日に2回講演した。主催は、Beijing Hospitalで中国細胞診協会 Chine Association of Cytologyの会長、Prof. Dong Ge Liuであり、補佐したDr. Lan Chanは、香港、UKで教育を受けた新進気鋭の若手病理医であり、通訳など細やかな支援してくださった。対象は、中国全域から参集した細胞病理医Cytopathologists50名であった。

全般的な細胞診の講習会で、私は以下の内容の講演をおこなった

Her2 tests in breast and gastric cancers

Molecular Cytopathology

Dr. Chenの通訳を含めてそれぞれ1時間半の講演であったが、好評であったとのことで嬉しく思っている。

  Prof. Dong Ge Liuand Dr. Lan Chan.jpg

北京では、IACの活動も徐々に活発になり、来年は10月にIAC Tutorialが予定されている。

2016年に横浜で開催されるICC 2016にも多数の参加を期待している。

表記の会議105日から10日までタイのバンコクにて開催され、計6回講演した。

会場では、1200人を超える大勢の参加者があり大盛会であった。沢山の友人にも久しぶりに会え、楽しい会期であった。

 

IAP2014.jpg私は、6日、7日、8日と毎日2回ずつ計7回の講演を行い、これまでの最高記録であった。

7日のKeynote lectureでは、Current Concept of Neuroendocrine Tumors (NET): Its Changes for the Past 20 Yearsにつき、講演をした。

これまでの歴史的変遷および最新の"病理診断および治療"に関する知見を講演した。

参加者の皆さんから大変好評Well acceptedであったことは、何よりもうれしいことであった。

そのほか、Endocrine PathologyおよびMolecular Pathologyのセッション(シンポジウムなど)で講演した。

Endocrine Pathologyでは、Surgical pathology SymposiumNETの講演をした。

Molecular pathologyでは、Symposium "Practical roles of Pathologists in molecular targeted cancer therapy"Introductionを述べた後、生憎出席が叶わなかった友人Allen Gownの代わりにHer2 tests in breast and gastric cancersについて彼のスライドを使って講演した。

このシンポジウムはBrisbane IAPAllen Gownと初めて毎回のIAP(2年ごと)にて繰り返しプログラムに組み入れられている

IAP .jpg

表記の会議927日から30日までスイスのジュネーブで開催された。

学会初日に行われたExecutive Council Meeting(理事会)International Academy of Cytology(IAC) (国際細胞学会)President-Elect(次期理事長)として出席し、学会にて討議に参加した。

理事会では、IACの現状が話し合われ。本年11月にシンガポールで開催されるIAC Tutorialが紹介され、来年10月北京で開催されるIAC Tutorial 2015について具体的に討議された。

私は、2016年に横浜で開催される国際細胞学会International Congress of Cytology(ICC) in Yokohama 2016の準備状況について述べIACからの支援内容につき協議した。

理事全員から本会議への大きな期待が寄せられている。

 

ECC.png19回国際細胞学会は、2016528日から61日まで第57回日本臨床細胞学会国内学会との合同開催となる。

ジュネーブは、モンブランが遠くに見え、ルマン湖のほとりにある美しい町であった。

ECC ジュネーブ.jpg