内陸国であり、西にルーマニアと 、他の三方はウクライナと国境を接する。旧ソビエト連邦を構成していた国家の一つで、首都はキシナウ、国の面積は日本の11分の1、九州より少し小さい。
産業はワインが有名でワインの本場といえば、フランスやドイツ、イタリアが一般的ですが、その起源となっているのがモルドバです。
9月10日(火) から9月12日(木)まで滞在し以下の活動をしました。
日本国からの円借款による医療支援における病理診断に関係する視察およびMatsumoto Symposiumにおいての講演を行い。首相、保健大臣とも面談しました。
Ø Andrei Usatii保健大臣訪問
病理診断センターを見学。
大臣から、モルドバでの病理診断の発展のため国際医療福祉大学に期待している旨の話。
Ø The National Scientific-Practice Center of Emergency Hospital
国立救急医療科学センター訪問(Director Gheorghe Ciobanu)
Ø National Oncology Institute国立がん研究医療センター
Director Dr.Victor CERNAT
その後、病理ラボ見学:
Ø モルドバ共和国首相 Mr. Prime Minister Iurie Leanca 訪問 保健大臣同行
日本よりの医療支援に期待している。東京にモルドバ大使館を予定。
Ø Matsumoto Seminar
"Current Status & Issues of Global Healthcare & Japan Healthcare"
-Studies of trends in modern medicineにて講演
長村義之講演:Global Telepathology in Medicine and Education
Ø Republican Clinical Hospital(国立共和国病院)訪問 Dr.Serghei POPA院長
病理診断に関しては、ほとんどすべての工程が手作業で行われており、諸外国に比してかなり(30-40年以上)遅れているように視うけられる。
Usatii保健大臣は、本年1月に来日しており、国際医療福祉大学三田病院の病理診断センターをモデルに2014年11月を目途にOncology Instituteに最新の病理診断センターを立ち上げ、その上で、三田病院とTelepathologyを繋ぎコンサルテーションなどに活用したい意向である。
わが国の病理診断への期待が極めて大きいことに感銘を受けた。