さる3月1日に、Blue Note Tokyoで久しぶりにHellen MerrilのJazzを聴いた。
Piano, Base, DrumsのトリオをバックにHelenは1時間以上ほぼ続けて熱唱した。
前回[10年程前になるか]に聴いたときよりは、さすがに声は"美しく枯れていた"感じがしたが、そのエネルギーは衰えを見せずに、聴く者を魅了し陶酔させた。
すべての曲がスローテンポになっていたような気がするが、Helenの持ち歌である、
"You'd be so nice to come home to""Lover man"など多数を披露し素晴らしいものであった。Elvis Presleyの有名な曲"Love me tender"はじっくりと歌い、一語一語が胸に沁みこんでくる感じであった。
"Love me tender, love me sweet, never let me go"
"You have made my life complete, I love you so"
"Love me tender, love me true, all my dreams fulfilled"
"For my darling I love you and I always will"
今でも耳に残っている。
CD, DVDなどでもう一度聴いてみたい気がしているが、今のところそのような話は聞こえてきていない。